【DDD Alliance! ドメイン駆動設計をやってみた 6つの現場からの報告】に登壇しました。
縁あって、DDD Allianceのイベントで発表させていただきました。 DDD Allianceの運営メンバーに感謝です。
今回の発表に向けて
DDDをやり始めて約2年経ち、その間に経験したことをまとめようと思ったので、
ドメイン駆動設計によるサービス開発
という広いテーマに決めました。
ある意味、集大成的な位置づけですね。
※DDDはこれからもやるし、成長し続けるつもりですが。
ということで、話す内容としては
の2つにしました。
実際、資料を作っていくと、『チーム環境の考え方』のほうを注力してた感じでした。
これは、今現在、自分が悩んでいたり、工夫したりしているほうだったのかなっと思っています。
思い返すと、DDDをやり始めた頃や、DDDを広めていく活動の初期は、
『設計・実装の考え方』のほうを、めちゃめちゃ試行錯誤していて、
『チーム環境の考え方』は、置き去りになっていた感がありました。
最近はようやく2つのことをバランスよく考えて、行動できるようになったと思っています。
また、資料を作る過程で、自分が考えていることを整理していったんですが、自分でも意識していなかったつながりが見つかったのが、すごいよかったです。
具体的には、DDDの価値とDDDにおけるチームビルディングの価値がつながったところです。
この辺が、個人的には発表する機会を得られた時の価値かなっと思っています。
あと、初めて1時間という枠だったんですが、当然ながら、発表練習するのも1時間くらいかかるので、大変でした。
これって、みなさん、どう効率的に練習しているんだろうと不思議です。
発表資料
www.slideshare.net
自分の発表に対して、気づきがあってよかった的なツイートが流れていたので、 発表した甲斐があったなっと実感し、いつかの機会にまた発表したいなっと思いました。
以下、僕が見つけたやつ。
コンテキストマップ!
このレベルなら、実験的に現状のサービス整理感覚で始められそう。
#DDDAlliance
— むらむらさん (@muramurasan) 2015, 11月 10
20151110 ドメイン駆動設計によるサービス開発 https://t.co/DIp06jWNl8 @SlideShareさんから
実際に経験されたことからの学びがあって、とても勉強になった。
— taktos (@taktos9) 2015, 11月 11
ビックローブの大西さんの話はいいヒントになったな。なぜ save メソッド一つじゃダメか。
— 大島則人 (@n_ohshima) 2015, 11月 11
技術面では、失敗談とWIPを活用した効率的なレビューが印象的だった。ってか取り入れる。シナリオテストの活用はめっちゃ興味深い。勉強して土台作る。
— kyonta (@kyonta1022) 2015, 11月 10
まとめ
発表時にも話したんですが、これからは
CQRS
非同期メッセージング
という2つの技術キーワードを追いかけてみて、DDDと組み合わせた時に、既存の考え方からどう変化するのかを模索しようと考えています。
まずは、CQRSのほうからやってみたいと思います。
ということで、次の発表機会はいつになるのかわからないっすけど、いつ声が掛かってもいいように、準備だけはしておこう!