Java Day Tokyo 2015に行ってきました!!
4/8(水)に開催された「Java Day Tokyo 2015」に行ってきました!
参加したセッションは以下です。
Applied Domain-Driven Design Blue Prints for Java EE 7
jBatch実践⼊⾨
今回は特に印象に残った、平鍋さんの「アジャイル時代のモデリング」について書いていきます。
当日の資料はこれです。
www.slideshare.net
セッションのポイント
このセッションを聞いて、すぐに実践したこととして、
keep modelとtemp modelを区別する。
です。
具体的に言うと、
継続的にメンテナンスしていくモデル(keep model)
一度作ったら、使い捨てるモデル(temp model) ということです。
僕らのモデル化の課題
普段、僕らはアジャイルのスクラムで開発していて、最低限のモデルのみ作成しています。 モデル化しているものとして、
ドメインモデル
シーケンス図的なやつ
です。
ただ、2つのモデルともプロジェクト初期に作って、まったくメンテナンスされていない状況でした。 プロジェクトの振り返りで、メンテナンスしていない状況をproblemで上げるけど、改善される気配すらなかったです。 そんな中、平鍋さんのセッションが言っていたのは、全部のモデルをメンテナンスするのは無理なので、keep modelとtemp modelをうまく使い分けましょう。ということでした。
keep modelにしたほうがいいmodel
平鍋さんがkeep modelにしたほうがいいと言っていたのは
の4点でした。
注目すべきところは4点目のキーユースケースのみ絞るということです。 キーユースケースのシーケンス図を見て、類推できる他のユースケースはきれいさっぱり諦める。ということです。
ということで、次の日の朝回で、このことをみんなに報告して、さっそくチームのkeep modelを決めて、メンテナンスしていこう。としています。
蛇足 ドメインモデルの電子化
ちなみに、僕らはドメイン駆動設計を採用しているんですが、ドメインモデルはマインドマップで作ってます。 マインドマップで作るメリットとして、要素の展開・収束ができます。 全体像を見たいときは収束を使い、エンティティの細かい情報が見たい場合は展開を使うみたいな使い方です。
ぜひ、ドメインモデルの電子化のメンテナンスで困っている方がいれば、マインドマップを一度試してみるのもいいかなっと思います。
以上です。